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ゲイルフィックランドとガスタークの戦争。
そこにはもちろん反ローランド連合である、ライナたちも参戦することになる。
この戦争に出れば、ライナが何者なのかという疑問に答えが出ると、ヴォイスにいわれたから。
でも、それは当然、ライナのアルファスティグマの暴走の危険もある。
となれば、次にライナが暴走したら、殺すと約束してるフェリスも黙ってないし、
キファだってがんばるわけだ。
一方のガスタークは、一撃で六十万以上の人間を殺せる攻撃──グロウヴィル──がある。
これに対抗できるのも、ライナのアルファスティグマになる。
いや、ちゃんといえば、ライナの中に眠る力なんだが。
グロウヴィル以外にもお互いの軍は、『忘却欠片』を持っていてそれの応酬もある。
結局、『忘却欠片』は普通の戦争で使えば、とてつもない破壊力をもつ、大量破壊兵器や大量殺戮兵器に相当するんだもんな。
ヴォイスが適当なことを言ってるのかと思ったけど、ちゃんとライナの瞳の秘密がわかった。
きっかけは、リルの『石喰らい』によって、ライナのアルファスティグマが奪われたこと。
これによって『α』が消えて、ライナの中にいた、『寂しがりの悪魔』の片割れのすべての式を解くものとしての力が解放された。
すべての式を解く者の力は、アルファスティグマよりも強力。
すべての魔法
すべての物質
すべての人間
すべての『忘却欠片』
構成がみえ、それを解除する方法すらもわかる。
万物すべての構成の式をみることができ、すべての式を解くことができる。
これをもってグロウヴィルすらも解除できる。
当然すべてを解除できるのだから『女神』すらその対象。
また、ライナの中から逃げた『α』すらも......。
とにかく、多くの人の命が、一瞬で消えていった。
ライナが得たちからで、シオンと対峙できるかなー。
でもまだまだ、グロウヴィルやら女神やらもあるし......戦いは長そうだ。
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伝説の勇者の伝説における空白の二年間に関するストーリー、短編が収録されているこのシリーズ。
空白の二年間に関しては、ルシルとシオンが、どうして協力関係になったのか、
なんでシオンが『堕ちて狂った勇者』の力を手に入れたのか、シオンが王になるまで何があったのか。
シオンは、苦痛と絶望が永遠に続くことをしりながら、力を欲した。
それにいたる彼の経緯を考えると、やっぱりライナと目指すところは同じ所は同じ。
シオンが動くの先だったか、ライナが動くのが先だったのか、それだけの違い。
伝勇伝の物語の本質には、シオンが、いやルシルが先にいた。
アスルード・ローランド、『女神』、α、Ω。
それらをルシルが知っていたんだし......。
いきなり、ある程度の解答を知っている人物がシオンの近くにいたんだから、
それはズルイよなー(ぇ
短編の方は、すぴりっと・おぶ・わんだー がギャグですね。
フェリスに犬の霊がとりついて、
・ライナの唇をフェリスが舐めようとする。
・ライナがフェリスの首に縄をつける
・フェリスが乙女の......
フェリスに犬の霊が憑いてることを知らないと、もうライナがただの変態ですね。
いつも、フェリスから変態、変態、言われてるけど、今回はホントに変態に見えますね。
あのフェリスで犬プレイ...。
今回で『α』にまつわること、『女神』、『勇者』、そして『司祭』など出し過ぎだろ!という程情報が加速しています。
......いや、確かに加速しすぎだよ。
レファルがガスタークの王になるまでのことも描かれているし、シオンが征服しようとしている理由も明らかに。
ライナの心配をするフェリスに萌えた。
だから、ここのところのフェリスは可愛すぎる。
世界に外側の世界があるとかきたよー。
呪いα、人間α。
人間αを増やして、女神がいる世界にまでローランド帝国の領土が広がれば、女神を皆殺しに出来る......シオンは外側の世界と戦うんですね。
シオン、レファル、ヴォイス、ルシルなどが情報を多く持ってるけど、まだあまりライナとフェリスは知らないのか。
これから知っていくことになるんだろうけど......。
ライナが幼い頃の記憶を取り戻したのは良かったなーと。化け物だから......と言ってきた彼が愛されて生まれたてきたというのがね。
それを知れたライナが良かった。
そして、ミルクの正体というかなんというか......。
ルークお前が一番人間の中で恐いわ!
ライナも少しずつ改めて覚悟を決めたのか、人の命を選ぶこと、人の命を背負うことを
三人の王様はそれぞれは異なるけど、世界の真実と戦おうとしてるのか......。