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いつか憧れのステージへ それが声優!EX このエントリーをはてなブックマークに追加 いつか憧れのステージへ それが声優!EX

はじめまして。

C83のサークル「はじめまして。」の新刊です。
それが声優3ではなくて、それが声優!EX。
理由はおそらく「萌咲いちご」に焦点を当てているからですね。

前回がwebラジオ編で、今回はいちごが声優イベントへ出演するお話。
私は声優さんのイベントに行ったりなどはしませんが、やはりゲームやアニメなどなどの
イベントといえば、声優さんがメインですよね。
つまりはゲームやアニメ作品のファンだけではなく、声優さんたちのファンの方々も多く来るわけです。
声優さんたちの衣装って結構華やかなイメージがあるのですが、あれらの衣装って自前が大半だったんですね。
......それは知らなかった。
実はわりとスタイリストさんが用意してくれるものだとばかり......。
あさのますみさんのコラムにもありましたが、イベントだけではなく、表紙グラビア、CDジャケットでの衣装も自前とは......。
自前と言うことは自腹で買うと。しかもたった一回のイベントのために。
あさのますみさんが書かれていたように普段着になるものがいいだろうし、衣装を買うお金、声優のイベントでのアルバイト休みとなれば......金銭面が厳しいですね。
声優っていう職業は本当にごく一部の人達ぐらいしか、声優一本で食べていくことができないものだと思っていますが、
私の想像以上に金銭面は厳しそうだ。

今回、注目点はやはり、堀江由衣ですよ。
堀江由衣!
会場では畑先生も「堀江由衣さん効果すごい」みたいなことを言われていたような記憶があります。
堀江由衣さんとゆりえほい。
この二つの関係は、言わば変身前と変身後。
ゆりえほいから堀江由衣へと変われば、たった一人でイベントに来ているファンを魅了するのだから、すごいな。
堀江由衣さんだけに限らず、名前を聞いたことあるような声優さんたちは、
たった一人で(もちろんスタッフもいますが)、多くのファンを引き込むのもんなー。
そんな堀江由衣さんをはじめとするトップのアイドル声優がいちごの目標だけど、まだまだ遠い。

これまでのそれが声優!は双葉、いちご、鈴の成長を描いていたけど、
今回はEXということで、いちごに焦点があたっていて、その成長が凄く見えた。
こういう個別に焦点を当てての話も楽しめし、これまでのような話もいいな。

それで、いつ「それが声優!」は映像化されるのか......な。

余談
裏表紙の双葉のノーブラパーカーはエロいと思うんだ。

辛くても悲しくても夢を見せる。 それが声優! Ver2.00 このエントリーをはてなブックマークに追加 辛くても悲しくても夢を見せる。 それが声優! Ver2.00

公式ページ
はじめまして。

C82のサークル「はじめまして。」の新刊です。
実はタイトルロゴが変わってますね!
声の漢字が、マイクをモチーフにしたものになっていたり、!が変わっていたりという変化があります。
このあたりは、某アシスタントさんの仕事でしょうね。

ちょっとだけ本編と違うところを触れておくと、やはり畑先生の絵柄の変化でしょうね。
前回のC81のそれが声優!ver1.00は畑先生がハヤテのごとく!の休載前であり、
今回は休載後。
ハヤテでもかなり休載前後で、絵柄が変わっています。
実際はわからないけど、やっぱり休載期間中に相当絵の描き方を見直したんだと思う。
絵柄って、月日と共に変わっていく作家さんが多いけど、ハヤテ休載中約6週間でここまで変わったというのは、
かなりのことをしたんじゃないかなと。

さてさて、若干横道に逸れたので内容の方へ。

今回は1巻で予告されていた、webラジオ編。とはいっても、実際の所はwebラジオ開始前の準備といったところですね。
双葉、いちご、鈴の三人がwebラジオへ向けて準備を進めていくというもの。
......実は私は、ほとんどwebラジオ/ラジオを聞きません。
なんので声優ラジオというか、この手のものがどういうことをしていて、どんな雰囲気なのかを知らない。
それが声優!ver2.00を読んで思ったのは、やはり声優がしゃべるとなると、キャラ付けやネタ準備のあたりは非常に大事なんだな。

webラジオの準備といえる話とは別に、ドラマCDとアニメ化でのキャスト変更の話。
ドラマCDは、きよドラを作る前に読みたかったな。
完パケの話は、ちょっとだけ......思うところがあるが、同人だしなーとも思う。
作内で双葉が自分の演じたキャラで悶えていたけど、
作る側だと、自分たちが作成した話に、声がつくというのは非常に悶えるのですよ。
アニメとドラマCDのキャスト変更。
ああ、そうかーと思うところがあったり、同じ事務所での変更となると気まずさもあるのかと。

今回は、いちご、双葉、鈴の他にとても魅力的なキャラ。
汐留ヒカリがいい。
立場的には三人の先輩になるわけだけど、いろいろ場数を踏んでるので、
ああ、そういう仕事も声優さんするんだと思ったり、
先輩!!!そんなこと言わないであげてーーー!と思ってました。

個人的には四コマ漫画のタイトル「Orz」の話が前の話からの流れもあって
面白かった。
もちろん、Orzから続く第三部「フタフタ」も面白くて、
「それが声優!」ってのをうまくキャラに言わせたなーというのと、
言ったあとの「青春の流れ弾」もとてもよかったな。
汐留さーーん!

いろいろと省いていうと、声優というのは自分が辛くても悲しくても、
聞いている人に夢を見せるものなんだなというのが一番の感想です。

それほどひどいネタバレはしていません!(たぶん)
冬コミで3巻頒布ということなので、これまた楽しみ。

ところで、「それが声優!」アニメ化まだですか?