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よふかしのうた 第196夜「すごいぞ海」
ナズナとコウは海へ。
当然、誰もいない。
冬だし、夜だし......誰もいないわな。
海ではコウの写真を撮ったり、ナズナは海に飛び込んだりと遊びだした。
というか、冬の海は寒くないの?
ナズナは吸血鬼だから大丈夫だよ!ぐらいのノリ。
なんなら、水温高くてあったかいまで言い出した。
それを信じたコウも海に入ったけど、海はめっちゃ冷たい。
吸血鬼でも寒いものは寒いんだな。
トニカクカワイイ第255話「あー、ホント賢くなりたい」
やっと時間軸が空海編の前まで戻りました。
簡単に言うと、模試でアシモとナサが勝負するって感じの話をしてたところですね。
対戦相手のアシモはひまりの勉強を見ていた。
で、肝心のひまりは勉強がつまらなくなってた。
どこにモチベーションを持つかはあるからな......。
英単語を覚えるだけは飽きるし、他の暗記系も飽きる。
歴史なら物事が起こった背景に興味を持つといいみたいなことを聞きますが......
アシモが紹介したのは「虚空蔵求聞持法」。
ここで空海の話が関連してくるわけですね。
続きを読む "最後に勝つのは自分に負けず努力した人なんだと思う。 トニカクカワイイ第255話「あー、ホント賢くなりたい」"
よふかしのうた 第195夜「どうせどこにも」
時間が進んで気が付けば夏休み。
昼間の学校にナズナと一緒に行って、学校帰りに喫茶店に寄り道して、
美味しいパンケーキ食べる。
帰り道に未来のことについて話したり、行きたい場所の話をする。
そんな話をしていて、ナズナは自分の置かれている状況に気が付く。
コウと同じ学校に通う。
昼間に出歩く。
一年先のことを考える。
コウとも会わないようにしている。
なのに、コウが目の前にいる。
そんなことができるわけがない。
それができるのは場所は、夢の中だけ。
吸血鬼としてではなくて、たぶん人としてコウと出会っていたら、
やってみたいと思っていたことなんだろう。
よふかしのうた 第194夜「昼夜逆転」
お別れの会から数日が経った。
たくさんの人たちが町を離れた。
コウはナズナとお別れの会から会っていない。
というか、会えない。
吸血衝動を抑えているナズナのそばにコウがいたら
血を吸いたくなるよな。
でも、そうやって、ナズナといつまでも会わないでいるというわけにもいかないよな。
トニカクカワイイ第254話「不死と未来」
空海編の後日談。
エピローグみたいなものですね。
真魚が入定して15年後の京都で、
司はある少年を助ける。
子供を助けるのはいいけど、助けた子供に「親としたい」と言われた。
司って、人を助けて、その度にその人の人生に巻き込まれる性質なんだろう。
さらに不死の力、今回の場合は傷の治りが早いまでバレてる。
そんな摩訶不思議な力を見た子供は「天女様」と司のことを呼んだ。
それが真魚を思い出させる。
よふかしのうた 第193夜「正々堂々」
コウは何にストレスを溜めていたかというと、
自分の周囲が勝手なことを言って自分たちだけが満足していること。
そしてやっとナズナと両想いになったのに、血を吸ってもらえないこと。
ハルカの説明不足のこともムカついてる。
......ハルカはわざとやってるんだろうけどね。
トニカクカワイイ第253話「不死と不滅」
前回からさらに時間が進んで40年後、835年。
835年と言えば、空海(真魚)が入定する年ですね。
つまり、司が高野山に駆け付けたタイミングが最後の別れになる。
真魚が追い続けた不老不死の形は、自分の魂が司と共にあるということ。
最後に司は、真魚と
「誰かと生きたいとそう思える日が来たのなら会いに来るよ」
と約束した。
よふかしのうた 第192夜「めちゃくちゃすぎる」
「よふかしのうた」は200話で完結。
本当にあと少し。
クライマックスも近いとは思っていたけど、
こんなにすぐとは。
ハルカはコウに「話がある」と言ってたくせに、
話なんてなかった。
今のハルカは、ナズナが死ぬ要因がコウにあるのだから、
その要因を取り除くために動いてる。
トニカクカワイイ第252話「不死と不死」
結局、真魚は大学を辞めて山岳修行に入った。
司はそれを止めたい。
でも、両親の想いや出世さえ捨てて、己の信じた道を行くと決めたのだから
止めてやるなという。
一見すれば、その言葉は聞こえがいい。
それはなにかを成し遂げることができたなら、美談になるよ
司はこれまでの長い時間、たくさんの無念を見てきた。
どんなに高尚な目的があっても、死んだら終わり。
それを司がよくわかっている。
よふかしのうた 第191夜「吸血鬼らしく」
ハルカはナズナと出会って、彼女がハルさんの姿そのままで、
ナズナのために生きたいと思っていた。
だから、ハルカはナズナが弱っていることに気が付いたんだろうな。
その理由がコウの血、そもそも血を飲んでいないから。
コウの血を飲めない。
コウ以外の血を飲まない。
その理由がコウにあると、ハルカは考えた。
だったら、排除する。
トニカクカワイイ第251話「不死と決断」
三週間ぶりのトニカクカワイイ。
時間が空いたから前回の話の話は真魚が大学に合格した。ってところで終わりでしたね。
250話のラストより2年前。
真魚が夜中に目を醒ますと、庭で司が泣いていた。
無念の中で亡くなった友人を「こうしたら救えたんじゃないか?」という案を、
思いついて意味が無いことだと気が付く。
記憶に鮮明に残っていても、司が思う人たちは皆亡くなっている。
悔やんでばかり。
よふかしのうた 第190夜「お別れの会」
今回は「お別れの会」。
アザミ、ハルカ、ススキがそれぞれ町を離れるから
「お別れの会」。
アザミとハルカは地元に帰る感じ。
でも、ススキはベトナムに行く。
理由は行ったことがないから。
ススキは元々定住地を決めずに、各地を転々としていたみたい。
訪れた地で情報交換して、吸血鬼やその生活を知るのが好きらしい。
よふかしのうた 第189夜「弟離れ」
コウはアキラにいろいろと報告しないといけないことがある。
1. 学校にいかないこと
2. ナズナと両想いになったこと。
アキラは前者の「学校にいかないこと」よりも、
始業式にこなかったことが知りたかったみたい。
あれはもうコウがいろいろ考えてたら動けなくなったわけだしな。
で、両想いのことは、コウがあまりにさらりと言うから驚きよ。
よふかしのうた 第188夜「"ぬるい"ッ!!」
前回の話で、コウとナズナが両想いになった。
気持ちが通じあっても、二人は友達だ。
これまで通り友達でいたいと思っても、
そのままではいられず、恥ずかしかったり、気恥ずかしかったり、嬉しかったりする。
それがコウが経験してこなかった恋であり、
知りたかった恋愛感情だ。
よふかしのうた 第187夜「今までで一番」
ナズナに言い訳(酒)を用意した。
でも、酒は一缶じゃたりない。
冷蔵庫にあるやつも追加で持ってきた。
Q. 今のナズナとコウの関係性は?
A. 友達。
そう友達というのが、コウの認識。
だから、ナズナはコウの血を吸いたくない。
友達でいすぎた。
要するに関係性が固まってしまったから、その先への変化が望めない。
だったら、コウが人間の生活に戻った方がいい。
と言っているが、これらは当然ナズナのコウ向けの嘘ですね。
ナズナが血を吸わないと決めたならそれでいい。
もう会わないというならそれでいい。
でも、それで引き下がるコウではない。
トニカクカワイイ第250話「不死と子供」
司が、真魚に書を教えていたら、一年そこらで追い抜かれた。
でも、追い抜かれたことを認めるわけにはいかないから、
新しいお手本が欲しいと言われても、上手いことかわしていた。
なんだかんだ文句を言いながらも、真魚に勉学を教えている。
それは司から言わせればヒマだったから。
よふかしのうた 第186夜「言い訳」
コウが、夜中にナズナの部屋を訪ねたけど、いない。
夜の街を探し回してもいない。
とにかく一度、ナズナと話をしたい。
ナズナとは仲が良い。
会って話をすればどうにかなる。
ちゃんと話ができれば......どうにかなるよ。
ただ、ナズナが見付からない状況って、ナズナが一緒に居られないと口にしてたから、
避けられてるとか、いなくなったとか過ってしまうよね。
トニカクカワイイ第249話「天女と不死」
前回までの話はだいぶ戻って、781年。
えっと......奈良時代ですね。
......いや......本当に時間がだいぶ戻ったな。
司は......いつも崖で人を助けてるな?
どうやら司が掴んでいる子供は、自分から飛び降りたらしい。
なんで飛び降りたのか。
「仏は...全ての人を救うのだ」
と教えられた。
けど、実際、全ての人が救われるわけじゃない。
だから、自分が飛び降りれば、仏が救ってくれるはずだ。
それを確認したかった。
よふかしのうた 第185夜「ナズナちゃんって子がいて」
コウが寝たふりをした時に聞いてしまった「コウ君とはいられない」というナズナの言葉。
それがどういう意味なのか理解ができない。
吸血鬼に恋をした人間の血を吸うことで、その人間を眷属にする。
だから、コウはナズナに恋をしようとしてきた。
少なくともナズナの本当の事情を知らないコウにとって、
ナズナの言葉は、コウを眷属にすることを諦めたように受け止める事が出来た。
......ちゃんと話をしないとダメなんだよな。
こういう大事なことは。
トニカクカワイイ第248話「ラブコメテンプレ回避ラブコメ」
司が七年前にひまりを助けてくれたことに、ナサがお礼を言った。
でも、それは彼女を助けてくれたこと、そして自分を助けてくれたこと、
そして、司の優しさに対して。
司が蓬莱の力を持っていて、それに慢心をせずに、ナサやひまりを助けてくれたから、
今も二人は生きている。
ある意味、正義の味方か。