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どこかで幸せでいてくれたら。トニカクカワイイ第331話「FLY ME TO THE MOON 第五章 星の道標 第1話 面影」 このエントリーをはてなブックマークに追加 どこかで幸せでいてくれたら。トニカクカワイイ第331話「FLY ME TO THE MOON 第五章 星の道標 第1話 面影」

トニカクカワイイ第331話「FLY ME TO THE MOON 第五章 星の道標 第1話 面影」


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新章突入かと思ったら「FLY ME TO THE MOON」の方だった。
で、今回は幼名「阿呼(あこ)」菅原道真の話。
前回までが、トニカクカワイイの世界において「竹取物語」を書いてことになっている、
菅原道真の話題が出ていたのでタイミングはいいのか。

司が阿呼を菅原是善のもとに連れてきて「子供をやろう」と言い出したのは意味がわからない。
そんな簡単に......。
でも、菅原是善がそんなに簡単に迎え入れるわけはなかったので、司は阿呼に詩を詠ませた。
その詩を聞いた菅原是善は菅原の子として阿呼を迎え入れた。

ちなみに詩については司が事前に読むように仕込んでいた。
菅原是善もそれを見抜いてたし、実際阿呼が詠んだ詩が司が作ったものじゃないともわかっていた。
だから、菅原の子として迎え入れた。

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ハッピーエンドには君とふたりで トニカクカワイイ第330話「記憶の彼方に」 このエントリーをはてなブックマークに追加 ハッピーエンドには君とふたりで トニカクカワイイ第330話「記憶の彼方に」

トニカクカワイイ第330話「記憶の彼方に」


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前回、システムが停止したら、自分が死ぬことを知った。
司はそうなっても仕方ないと思ってた。

1400年の時間で自分がしてきたことを考えたら当然だと思っている。
司がどういう不幸を蒔いてきたのかはわからないけど、彼女が思うように「ハッピーエンド」というわけにいかない。
というのもわかる。
けど、それでも、ナサはその「ハッピーエンド」にたどり着きたいと考えてるんだよな。

ナサはシステムが停止したときに司が死なないようにしなきゃいけないし、
司が「ハッピーエンド」を迎えたい、迎えてよかったと思えるようにもしないといけない。

前者はナサの知恵でどうにかなるだろうけど、後者は根深い問題な気がする。
それをどうやって解決して、「ハッピーエンド」にたどり着くのかだよな。

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千年前からのメッセージ トニカクカワイイ第329話「君のために、君の伴侶のために」 このエントリーをはてなブックマークに追加 千年前からのメッセージ トニカクカワイイ第329話「君のために、君の伴侶のために」

トニカクカワイイ第329話「君のために、君の伴侶のために」


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システムを止めたら司は即死する。
それに菅原道真が気が付いたから、輝夜姫のことを司に聞いた。
元々システムに繋がっていたの輝夜姫の様子を司から聞くことで、
普通の「人間」と何が違うのか、そしてどういう最後を迎えたのかを確認したかったのかな。

前回328話の中で菅原道真が「柿の木」と口にしていたのが司から出ていたけど、
まさか現代のクラウドシステムを、柿の木と柿の実の関係で表現していたなんて......。

柿の木があれば、柿の実をもいでも新しい柿の実はまた生まれる。
これはシステムに繋がっている司が死んでも、また生き返ることを指している。

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綴られた物語に託されたものがあるかもしれない。トニカクカワイイ第328話「千年後の君へ」 このエントリーをはてなブックマークに追加 綴られた物語に託されたものがあるかもしれない。トニカクカワイイ第328話「千年後の君へ」

トニカクカワイイ第328話「千年後の君へ」


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ここ数話、ナサがなにかに対しての懸念を持っている。
ただ、それがまだ読者に対して明確に開示されていないけど、予想はできる。

ひとつは、おそらく蓬莱による、輝夜姫の再生/新生の可能性なんだろう。
あとは、司を不老不死から解放したときに起きるなにか。これについては今回ラストで触れられている。

上記のふたつかはさておき、ナサは自分の懸念に対して確かめたいと考えている。
ふと目を覚ました司とのキスで何かに気が付いたらしい。

ナサが司に対してお願いしたのが「輝夜姫」のことを教えてほしい。

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可能性が0じゃなければ、いつかは成功するんだよ。トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」 このエントリーをはてなブックマークに追加 可能性が0じゃなければ、いつかは成功するんだよ。トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」

トニカクカワイイ第327話「バッドフィーリング」


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1400年前にどこからか飛来した『それ』は竹林の中で、
成長? 育成? 完成?するのを待っていた。
でも、竹取の翁によって、邪魔されるとは想定してなかった。
だから「輝夜姫」は本来の完成形とは異なる形で、輝夜姫として生きることになったんだろうかな。
さらに「輝夜姫」を取り戻すために「つきからのししゃ」が襲撃したり、
帝が「蓬莱」を飲むことを拒否したりもあって、本来の使命が果たせなかった。

その結果、バックアップからの新生が自動起動。
つまり司が飲んだ蓬莱を使って、いつか生まれ変わる......生まれ直すことを試みている。
このあたりはトニカクカワイイの過去の話数で、この作品内の竹取物語がどうなっているかを確認した方がいいですね。

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条件の明確化と再現性の確認は大事だよね。 トニカクカワイイ第326話「燃える血」 このエントリーをはてなブックマークに追加 条件の明確化と再現性の確認は大事だよね。 トニカクカワイイ第326話「燃える血」

トニカクカワイイ第326話「燃える血」

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輝夜が包丁で自分を傷つけたのは、
北海道で、あっという間に傷が塞がったことが
もう一度自分の身に起きるかどうかを確認するため。

一回だけなら見間違いかもしれない。
今回は傷が治ることはなかったみたいで、
彼女の指先には絆創膏が巻かれていた。

つまり、輝夜自身が変化したのは確かだけど、
別の条件がある。

その条件が何かだよね。
こうなると、読者的には司のかな?と予想は付く。

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血はつながり、魂はそこにある。 トニカクカワイイ第325話「reincarnation」 このエントリーをはてなブックマークに追加 血はつながり、魂はそこにある。 トニカクカワイイ第325話「reincarnation」

トニカクカワイイ第325話「reincarnation」

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北海道編もそろそろ佳境です。
だいたいやらないといけないことはやり終えたので、
エピローグやって、次回への伏線を張るフェーズですかね。

最後はみんなで雲海を見に来ていた。

雲海を見ながら司が思っていたのは、
これまで自分が関わってきた人たちのことを
忘れていないということ。

司は「魂は不滅」と考えていた。
先週の美潮とランペイジアが重なったことで
輪廻転生がもしかしたらあるんじゃないか?
そうしたら、自分のことを覚えているんじゃないか?

司が思っているような形で輪廻転生はきっとしていない。
でも、例えば紅蛍や美潮の行動や想いは、彼女たちの前世によるものだと思う。

もしかしたら、この先の話では、紅蛍や美潮がはっきりと前世のことを自覚することがあるかもしれない。
あるいは司が「魂は不滅」と思うタイミングがあるかもしれない。

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過去は今に繋がって、今は未来に繋がる。 トニカクカワイイ第324話「また明日」 このエントリーをはてなブックマークに追加 過去は今に繋がって、今は未来に繋がる。 トニカクカワイイ第324話「また明日」

トニカクカワイイ第324話「また明日」

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時間軸は現在に戻って、前回から1300年後。
美潮と紅が、星空を見上げて、北斗七星の近くにある「こぐま座」の場所の話をしていた。
この二人はなんで自分が「こぐま座」の場所をを知っているのか?
と、疑問に思っているけど、それは自分たちの前世が、司から教わったんだろうな。
それが時代と魂を超えて、今に繋がってるんだろうな。

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弟子はいつか旅立つものだ。 トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」 このエントリーをはてなブックマークに追加 弟子はいつか旅立つものだ。 トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」

トニカクカワイイ第323話「FLY ME TO THE MOON 第四章 魔法使いの弟子 第5話コネクト」

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前回、ランペイジアを救い出した。
つまり追っ手が迫ってくるわけだ。

自分の体を盾にしてランペイジアを守って、不死の力で再生して、敵を倒す。
止めることができない修羅をどうやって排除するのかということでしかない。
言うなれば、不死の力こそ司の「魔法」なんだから、それを他の人間に教えることができない。

追っ手から逃げ切ったからこの後をどうするか。
ランペイジアを救い出したのだから、当然アキテーヌの城へ帰ることになる。
けど、ランペイジアがそれを拒否した。

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