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ダブルアーツの古味直志さんの読み切りです。
主人公の新宮サトシは究極生命体。
普通の男の子っぽいけどね......いや、普通の男の子が朝から戦車とバギー、歩兵を相手にしないよね。
究極生命体が何かというと、地球自身が自分に迫る危機を察して作りだしたもの。
どこからどう見ても、普通の人間に見えるんだけど。
彼には二つの力がある。
1.地球上の全ての生き物に変身できる。
2.超能力が使える
これらを使って、戦ってるわかだけど。
何で戦うか?
そりゃあ、彼が地球を救う存在だから、APPLEを手に入れれば、世界の主導権を手にしたも同じと、グリム(登場キャラ)が言ってた!!
ダブルアーツの最終巻。
序盤こそ評判もよかったんですが......。
結果として、打ち切られてしまってあれもこれもわからないままだった......。
この最終巻では、いくつかおまけマンガがありますが、大半が四コマ漫画で秘密に迫るようなものはない。
再度回収されていないものを提示すると、
■トロイは結局なに?
■ガゼルのボスは何者?
■アンディ・フラウは生死は?
■ファランが呪いにも似た約束したのは誰?
■キリの力の秘密は?
アンディ・フラウに関しては、出る予定があったのに結局でなかったと......なんたる不運。
結局なんだったんだろうかと思うのが多かった。
一ページだけラフで本編というか、後日談的に追加されたものがあります。
エルーがキリとの旅を振り返って本、日記を執筆しているシーンの後です。
キリがエルーを呼びに来て、手を繋ぐ。
それだけですが、このダブルアーツでは非常に印象的である「手を繋ぐ」という行為。
この最終巻でも
ハイネを救うためにエルーが彼女の手を握った。
キリとエルーはいつも手を繋いでいるから、なんだかそこから想いが伝わってしまうような錯覚を覚えることも。
キリとエルーを始め、そうやって多くの人達と手を繋いで、彼らは"ガゼルメンバー"とトロイと戦っていくことになったんでしょう。
語られない物語があまりにも多いですね。
キリとエルーが手を繋いでるコマ数を数えようとして挫折しました。
それほど多く彼らが手を繋いでいるというのが描かれていたのです。
手を放したら、エルーの生死に関わるのだから......。
連載当時の感想記事
・守りたいと思う気持ち、信じる気持ち ダブルアーツ 第14話 「名前」・夢と現実 ダブルアーツ 第15話 「シスター」
・手伸ばして ダブルアーツ 第16話 「"シスター・ハイネの物語"」
・彼らはさまざまなものを背負っていく ダブルアーツ 第17話 "夢と希望"
・スイはにょろ~んとしてますが、事態は深刻です。 ダブルアーツ 第18話 「"二人の道"」
・双戦舞 ダブルアーツ 第19話 「"レッスン1"」
・"約束"という名の呪い ダブルアーツ 第20話 「"約束"」
・もう我慢の限界のスイ ダブルアーツ 第21話 「"始動"」
・踊る世界 ダブルアーツ 第22話 「"双戦舞"」
・二人で歩む道 ダブルアーツ 最終話 「君は最初から」